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定期健診

あなたも、思い当たることがありませんか?


  • 歯磨きの平均回数は1日2回
  • 1回の歯磨きはおよそ3〜5分程度
  • 歯磨き粉は「虫歯予防」「口臭」など、効果のありそうなものを選んでいる

これは、日本人の標準的な「歯磨き」の実態です。あなたや、あなたの周りの人を思い出してみてください。当てはまる方も多いのではないでしょうか?

このように我々日本人は、毎日、規則正しく歯を磨いています。しかし一方で、こんな調査結果があることをご存知でしょうか。



日本人は、毎日一生懸命に歯磨きを続けているのにもかかわらず、諸外国と比較して80歳を迎える頃には歯がほとんど残っていないという事実が報告されているのです。

加えて、注目すべきは「定期健診」受診率の違いです。

なぜ、「定期健診」を受けなければお口を健康に保つことができないのでしょうか?それは、食文化の違いでも体質の違いによるものでもありません。


多くの人が、知らない事実。


あなたは、「歯周病」という病気についてどれくらいご存知でしょうか。


✔歯磨きをしているとたまに血が出る
✔疲れると歯茎が腫れることがある
✔歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなった気がする


もしかしたらあなたも経験があるかもしれませんが、実はこれも立派な歯周病の兆候です。
厚生労働省の調査によると、30代の約8割が歯周病にかかっているとも言われています。

そして、歯を失う原因の第1位、それこそがこの「歯周病」です。

歯周病は自覚症状が少なく、気づかないうちに進行していくので、あるとき「痛みもなく歯が抜けた」なんて事態へと発展してしまうことも。



また、歯周病の原因はセルフケアで改善させることは困難なものが多く、発見を遅らせないためにも、歯科先進国ではプロフェッショナルによる「定期健診」を積極的に受診する習慣があります。


スウェーデンはもともと「虫歯大国」だった?


今でこそ「歯科先進国」として有名なスウェーデンも、数十年前までは日本と並ぶ「歯科後進国」であり、虫歯に悩む国民も多かったのです。しかし、「治療中心」の診察から「予防中心」へとシフトチェンジ。定期健診を上手に生活に取り入れたことで、スウェーデンの歯科事情は飛躍的に改善されていったことが広く知られています。

日本と比べて、80歳を超えてもなお自分の歯を多く残せていることが、「定期健診」の重要性を物語っています。



「定期健診」という習慣の違いが、歯科先進国と日本の「残存歯数(将来残っている歯の数)」に大きな差を生み出しているのです。

あなたの大事な歯を守る上では、「定期健診」を受けるか受けないかということが、非常に大きな分かれ道となることがお分りいただけたのではないでしょうか。


歯磨きで落とせる汚れ、たったの○割・・・


「定期健診」がお口の健康状態を左右する理由。それは、先ほどもお伝えしましたが「セルフケアに限界がある」ためです。

例えば、、、


✔️歯磨きで落とせる汚れはたったの「6割」


例えば、利き手の側の歯に、汚れがたまりやすいってご存知でしたか?日々の磨き残しに加え、歯茎の中にまで汚れが蓄積していることもあります。


✔️専用の器具でなければ取れない汚れがあります。


固い歯石は、ご自分で無理やり取ろうとすると、逆に歯を傷つけてしまう可能性があります。


✔️目に見えないリスクがあります。


初期の虫歯や歯周病は、自覚症状もなく・見た目にもわからないことがあります。      
 
これらは、歯医者さんでしっかりチェックしてもらうことで改善することができます。「お口のプロフェッショナル」であるたかしま歯科のスタッフ自身も、これらのリスクから身を守るために定期的に当院の健診に通っています。


たかしま歯科の定期健診なら、歯を失う原因の80%以上をカバー


「定期健診」といっても、医院によって内容が異なることをご存知でしょうか? 定期健診の内容は歯医者さんによって様々なので、「虫歯のチェック」だけの医院さんも少なくありません。もちろん、虫歯の有無も大事です。しかし、先ほどもお伝えしたように歯を失う原因は虫歯だけではありません。

健診の内容が充実していなければ、虫歯は防げても、他の原因で歯を失ってしまう可能性があることを理解しておかなければなりません。


虫歯のチェックだけで安心ですか?


どうして、医院によって「定期健診」の内容が異なるのでしょうか?
それは、「定期健診」「クリーニング」「歯周病治療」などを専門に行う国家資格を持つ「歯科衛生士」が全国的に不足していることが理由の一つとしてあげられます。
愛知県で言えば、1医院あたりの歯科衛生士在籍数は平均0.8人しかいないと言われており、そのような医院では、「先生が虫歯をチェックして終わり」という簡易的な健診になってしまうことがあるのです。


歯科衛生士が7名在籍。定期健診を担当させていただいています。


たかしま歯科の定期健診


たかしま歯科の定期健診の内容は大きく分けて3つ。これらを組み合わせることで、あなたのお口を永く・健康的に保つことを目指しています。


虫歯のチェック
×
歯周病治療
×
クリーニング(着色除去)

口臭の改善


虫歯はコントロールする時代へ


虫歯は、初めは痛みもなく進んでいき、「痛い」と感じるようになる頃にはかなり症状が進行していることが予想されます。

この痛みを取り除くためには、感染した神経を取ったり、場合によってはその歯を抜いたりしなければならないケースも考えられます。

歯の神経には、非常に細い血管が走っています。
この神経を失うことになれば、血管を通して運ばれていた栄養や水分がストップしてしまうのです。
その結果、歯が割れたり、欠けたりしやすくなり、変色していくこともあります。


神経を取った歯は、枯れ木のように脆くなっていきます


このように、一旦虫歯が進行してしまうと、治療が終わった後も次々と問題が起こる可能性があるのです。

だからこそ、虫歯を「初期段階」で見つけることが重要なのです。
削る・詰めるといった治療ではなく、それ以上症状を進行させない「コントロール」に切り替えることができるのです。

治療も大事ですが、長期的に見てお口を健康に保つためには「早期発見」に勝るものはありません。
たかしま歯科の定期健診では、「初期虫歯」や「虫歯予備軍」がないか、あなたのお口をしっかりとチェックしていきます。


✔︎歯の裏側、上の奥歯など、自分では見えない場所まで細かくチェック
✔︎過去に治療した歯の健康状態もチェック
✔︎レントゲン写真を撮影して、目では見えない歯と歯の間の小さな虫歯もチェック


歯を失う原因1位「歯周病」。


先ほどもご紹介しましたが、歯を失う原因の半分以上を占めている「歯周病」という病気。
「歯周病」は、歯を支える土台である歯周組織(歯茎や骨など)が、お口の中の細菌によって炎症を起こす病気の総称です。

20代には気にしていなかった方が、30代から少しずつ歯を失い始め、気づいた時にはお口全体の「歯周病」が進行している、ということはよくあるケースです。

40代から歯を失うリスクが急激に高まり、失う本数も一気に増えて行く傾向にあるのです。



歯周病からあなたを守る「正しいケア」とは?


歯周病の原因は主に「プラーク」と呼ばれる磨き残し。歯と歯茎の隙間に溜まったプラークが歯周組織に「細菌感染」を引き起こします。

歯磨きをしていて、いつも歯茎の同じところばかり腫れたり出血したりする、なんて経験はありませんか?
これがまさに、歯磨きの「癖」によって炎症が起きているということなのです。

たかしま歯科の定期健診は「歯周病」にもしっかり対応しています。
歯科衛生士が、歯周ポケットの深さや歯茎の炎症の有無を毎回チェックし、健康状態をご説明します。

歯周病の原因となるプラークを除去し、炎症や出血のない引き締まった歯茎を育てていきます。


クリーニングで、お口の中の汚れを一掃!


歯の表面にこびり付いた「着色汚れ」や、「歯石」は歯ブラシで落とすことはできません。
しかしながら、これらを放置することは虫歯や歯周病といった他の症状を引き起こす原因になります。

たかしま歯科の定期健診では、歯科衛生士が専用の機器を使用することで「歯石」「着色」を除去していきます。

歯を失うリスクを減らしながら、あなたのお口を健康的で・見た目にも美しい状態へ導くことができるのです。


また、汚れをため込まないための「日頃のケア」についてもアドバイスをさせていただきます。
歯磨きや日頃のお手入れには、あなたの「癖」が出ます。
つまり、いつも同じ場所にみがき残しが発生し、常にプラークがたまっている可能性が高いのです。

歯ブラシを当てる角度・力の入れ方など、意外と知られていない「正しいケア方法」をしっかりとご説明します。
汚れを溜め込まないように、毎日のケアから見直してみませんか?


うれしい効果。定期健診が口臭を改善する理由


相手の口臭、気になったことはありませんか?


ある製薬会社が全国20〜50代の男女を対象に行なった意識調査では、80%以上の人が他人の口臭について「気になる」「迷惑に感じる」と考えていることが明らかになりました。

職場で、学校で、ご家庭で・・・相手の口臭が気になった経験はありませんか?
もしかしたらあなたも同じように、周りの人から「不快」に感じられているかもしれません。


毎日1時間歯磨きをしても口臭は「取れない」?


口臭の原因は、お口の中の「汚れ」です。
あなたのお口の中に「汚れ」がある限り、どれだけ歯磨きを一生懸命したとしても、お口の中のニオイを根本に取り除くことができません。
定期的にクリーニングを行うことで、お口の中を清潔な状態に保つことができます。

また、「虫歯」や「歯周病」もまた口臭の主な原因です。
たかしま歯科では、「虫歯」「歯周病」「クリーニング」の全ての面からあなたのお口にアプローチすることで、結果的に「口臭の改善」にもアプローチすることが可能なのです。


治療の流れ


初診日


カウンセリング(専任のカウンセラーがあなたの悩みや気になっていることをしっかり伺います)
検査(歯科医師と歯科衛生士が、あなたのお口の健康状態をチェックします。)


緊急の処置を必要とする場合は治療を行うことがあります


2日目


カウンセリング(検査結果について、ビジュアル化した資料を元にご説明します。
お口のどこに・どんなリスクがあるか、一目で分かるあなただけの資料を作成し、お渡しします。)


治療を優先される方は治療を進めて行きます


定期健診へ


定期的な健診へと移行することで、口腔内を清潔に保つ習慣をつけることができます。


よくある質問


Q.定期健診って何のためにするの?


A.様々な検査やチェック項目の中から、患者様の状態やご希望に応じたものを行い、お口の健康を総合的に管理していきます。
以下はその一部です。


  • 虫歯のチェック(目視)→初期虫歯は早期発見によりコントロールすることができます。
  • レントゲン撮影→目に見えない初期虫歯・歯を支える骨の状態までチェックすることができます。目視に加えて、レントゲンのチェックをすることでより正確な診断をすることができます。
  • 口腔内写真の撮影→お口の状態をカラー写真で記録します。お口の中の小さな変化を見逃さないこと、治療全治療後のお口の状態をご説明することを目的として、たかしま歯科では口腔内写真の撮影を推奨しています。
  • 歯周病検査→歯周ポケットの深さ、歯茎の出血の有無、歯の動揺(グラグラ)などを調べます。歯周病の疑いがあるか、あるいはどのレベルまで進行しているかを調べます。
  • クリーニング→お口のトラブルの原因である「汚れ」を除去します。専用の機器を使い、自分では手の届かない部分の汚れもしっかり落として行きます。
  • 唾液検査→唾液の中和力などを調べることで虫歯のリスクを調べることができます。虫歯になりやすい方やお子さまなどにおすすめです。
  • 生活習慣の指導→虫歯や歯周病のリスクを高める習慣やクセがないか、お話を伺っていきます。また、歯ブラシ・歯磨き粉などのケア用品の選び方などもご説明させていただきますので、お気軽にご質問ください

Q.どのくらいのペースで通えばいいの?


A.3ヶ月〜半年に1度が通院の目安ですが、一人ひとり虫歯や歯周病のリスクが異なりますので、あなたにあった通院のペースをご提案します。


Q.一回あたりどのくらい時間がかかるの?


A.施術時間は45分程度です。


Q.保険は適用されますか?  


A.たかしま歯科の定期健診は保険適用です。保険証・医療証を受付にてご提示ください。


Q.定期健診は子供にも必要ですか?


A.お子さまのお口の中は変化が早いため、定期健診でチェックしていくことをおすすめします。
フッ素の塗布など、成長に合わせたケアを行なっていきます。